2020年6月16日に初めて発売された『シゲキックスチューハイ』
その売られていた時期はとても短いものでした。自分の周りではおよそ2か月。
おそらく口にすることもなく終わってしまったと言う方も多いと思いますが、なんと2021年7月13日よりリニューアルして再び発売されることになりました。
しかし2020年もそうだったのですが、この『シゲッキスチューハイ』そんじょそこらで売ってないんです。自分はスーパー、コンビニで見たことがありません(東京)。
当時は、伊勢丹とウェルマートというドラッグストアにしか売っていなかったです。
そして2021年もやはりなかなか見つからず、先代が売られていたウェルマートにて購入することが出来ました。
『シゲキックスチューハイ』と検索すると皆さん探しているのがわかります。
右下のシゲキックス死亡というのは謎ですが、シゲキックス チューハイ まずい というのは心外です。笑
自分、好きなんですよねー。
売ってないとは言っても、もちろんネットを使えば買えます。
ポチップ
しかしこの『シゲキックスチューハイ』は材料3つで超簡単にそのままの味を再現することが出来るので、今日はその作り方をご紹介致します。
ネットで買うのか材料揃えて作るのか、どっちが手間で割高かは微妙ですが、興味のある方は是非作ってみて下さい!
文章を読むより動画で見た方が楽だ!と言う方はコチラで実際に私が作って解説させていただいております。
レシピ解説
この『シゲキックスチューハイ』は、三ツ矢サイダーに純粋な酸、そしてアルコールで構成されています。
匂いは三ツ矢サイダーそのものです。目閉じて匂いだけ嗅いだらマジで区別つかないです。
2020年版アルコール度数7%の材料
・クエン酸粉末 4.5g
・スピリタス(ウォッカ) 26ml
・三ツ矢サイダー 325ml
まずはてっとり早く材料と作り方をご紹介させていただき、その後にクエン酸の選び方や違い、何故ウォッカはスピリタスを使うのかなど、材料について細かく解説させて頂きます。
作り方は非常に簡単です!
この3つの材料を混ぜるだけです!
ハイ!完成!簡単!!
このレシピで、液量およそ351ml / アルコールおよそ7%の『シゲキックスチューハイ』が出来ます。 アルコール度数に寄せた計算になりましたが、1ml単位の計量は個人の裁量にお任せします。
シゲキックスチューハイはちょっぴりカロリー高めの憎いヤツ。笑
詳しい作り方と材料の解説
0.材料をよく冷やしておく
グラス、スピリタス、三ツ矢サイダーはよく冷やしておきましょう。スピリタスとグラスは冷凍庫で良いです。
1.クエン酸を量る。何故クエン酸?選び方とは?
まずは、グラスを“はかり”にセットし、クエン酸を量ります。
『シゲキックスチューハイ』には350mlに対して4,500mgのクエン酸が含まれていてむちゃくちゃ酸っぱいです。
同じく4,500mg(4.5グラム)のクエン酸を計量します。
市販でも0.01g単位(誤差あり)の精度のはかりが1000円くらいで売っていますが、0.5グラム~1グラム刻みのものを使っている方も多いと思います。350mlに対してだと0.5グラム~1グラムの量で酸味の加減がかなり変わります。ご自宅のはかりや使用するクエン酸の相性など考慮してください。少な目から試してその後足すのもお勧めですが、その際も極少量から調整してください。
自分の使用するはかりとクエン酸では4.5グラムでちょうど良かったです。
『シゲキックスチューハイ』の酸っぱさというのは、レモンやライム果汁のジューシーで果実味のある酸味ではありません。すごく純粋な“酸”なのでクエン酸を使います。
クエン酸にも色々種類があります。掃除用以外を使ってください。掃除用を飲んだところで死にはしませんが、食用の方が純度が高いです。逆に食用はお掃除OK。
また、食用にも無水タイプと結晶タイプがあります。結晶タイプの方が溶けやすい性質がありますが、無水タイプで全然問題なく溶けます。無水タイプの方が若干安いです。医療用医薬品として使用するわけではないのでそれほどこだわる必要はないです。
自分が使っている食用クエン酸は無水タイプで1kg600円ちょっとです。
2.ウォッカ(スピリタス)を量る。何故スピリタス?
最近の缶チューハイはお酒のベースにウォッカを使用しているモノが多いですが、こちらの『シゲキックスチューハイ』もウォッカが使われております。
ウォッカはスピリタスを使います。
スピリタスも数ml単位で出来上がりのアルコール度数が劇的に変わりますので、正確に計量出来ない場合は少な目から試して調整してください。
何故スピリタスを使うかは、スピリタスはウォッカの中でも一番アルコール度数が高いからです。ウォッカの中でもというか、スピリタスは言わずと知れたポーランド産の高アルコールウォッカで、飲料アルコールで最も度数が高いです。
では何故アルコール度数が高いと良いのか?
今回の“およそ”350ml / 7%を再現するとき、96%のウォッカであれば必要なのは26mlです。しかしこれが一般的なウォッカの度数として用いられる40%であれば【ウォッカは61ml・三ツ矢サイダーは289ml】となります。ウォッカ自体に炭酸やジュースの味気はありませんから、ウォッカの量が増え三ツ矢サイダーの量が減った分炭酸感は損なわれてしまいます。なので、高アルコールで純度の高いスピリタスを使用します。
これはウォッカがその他のアルコール、三ツ矢サイダーがその他の割り材となったカクテルの場合にも同じ考え方が出来ます。作られるカクテルのアルコール度数を維持したまま、割り材の味を活かすことが可能です。
スピリタスは、罰ゲームだったり、事件事故のイメージが強くどうしても印象が良くありません。しかし、コロナ禍では手指消毒の代用に使われたりもしましたし、容器の洗浄等にも使えます。また、今回のようにカクテルを作る上でも、実は使い方によってとても優秀なアルコールなのです。
3.三ツ矢サイダーを量る
三ツ矢サイダーに関する説明は無し!笑
分量通り量ってください。
4.混ぜる
クエン酸を溶かすように混ぜます。
お気づきになったかもしれませんが、ここまで氷を使っていません。今ココでは氷が入っていない状態なので、そこまで神経質に丁寧に混ぜる必要はありません。
グラス底の「ジャリジャリ」という感じがなくなるまで軽く混ぜます。すぐに溶けます。
以上で完成となります。
あとは、お好みで氷を加えて飲んでください。
インスタ映え!?アレンジ!
まだSNSを始めていない自分が「映える」とか言うのもなんですが、ちょっとアレンジを…
『シゲキックスチューハイ』はUHA味覚糖が1992年から販売しているシゲキックスというグミをお酒にしたものです。
グミの発売からおよそ30年、いろんな形状でいろんな味が売られてきましたが、円錐状のグミが元祖です。
画像に移っているのは左から【梅・レモン・ソーダ】で、それぞれ全て円錐状の三角形です。
全て色も違うので、それぞれ適量グラスに入れてタピオカストローなんか刺したら面白いんじゃないかと思います。
自分も試したんですが、100均で買ったタピオカストローが細く、ギリギリ詰まってしまって吸えませんでしたww
タピオカストローにも太さが色々あるみたいなので、用意出来る方は是非映える『シゲキックスチューハイ』も試してみてください。
注意点
・グミの周りについている酸っぱいパウダーが溶けるので味が変わる。
・グミ自体も若干溶けるので甘くもなる。
・グミが溶けたことによって周りは「クニャ」中は「コリ」という芯があるタピオカみたいな食感のグミになる。
・喉に詰まらせないよう注意
以上!
超簡単再現!『シゲキックスチューハイ』でした!
個人的には超美味しいので、見かけた人は是非買って飲んでみて下さいね~
売ってない人は是非作って飲んでみて下さいね~(^^)
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