大型自動二輪免許を取得しようと思っている方へ。
教習所に通う必要はありません。
特に普段からバイクに乗っている方、街中を問題なく走れる方であれば絶対必要ありません。
お金と時間の無駄です。
一回の受験料が4,050円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円)
時間に関しては受験回数次第ですが、お金に関しては普通二輪免許を持っている状態で大型二輪免許の教習所へ通う20分の1以下です。
10回落ちようが受かれば価値があります。
自分は教習所に通わず大型自動二輪の技能試験を受け、なおかつ一度のみの受験で受かりました。
正直、なにが難しいのかわかりません。
ただ、自分はちゃんと下準備をしました。
ここではその下準備の仕方・実行した下準備・当日の全走行方法と順路、さらに一発合格した上での考え方を加えて、出来る限り詳しく記します。
自分は完全独学ですので正しくない部分もあるかもしれませんが、自分が一発合格した全てです。
その全過程を三部に分けて解説します。
ちなみに自分は日ごろからバイクに乗っています(普通自動二輪免許所持)
しかし特別な運転が出来るわけではありません。
コースを完全に把握し、試験用の走行をきっちり頭に入れていただけです。
緊張はしない人間ですが、コースを完全に把握することは気持ちに余裕を生むはずです。
渡されるコース図には一時停止の場所なども書いていなく、ただただ進路が記してあるだけです。
そういった停止場所や注意点等を記載して・自分はこんなのが欲しかったというものも画像でコース図にしました。
なお、自分が受けたのは東京の府中運転免許試験場です。
コース図などは府中運転免許試験場になります。
どう走ったのかだけ知りたいという方は【~その2~ 練習方法】からコース図と試験用の走行方法を参考にしてください。
※コース図はご自分での利用に限り自由にお使いください。
一発合格に必要なのはコースの完全把握と街中を普通に運転するための技術です。
そして当日それを発揮するための度胸。
これだけあれば必ず受かります。
誤解がないよう言っておきますが、街中を普通に運転する技術が必要なので、そもそも全くバイクに乗れない方に一発合格はさすがに厳しいと思います。
逆を言えば無免許でもバイクに乗れる人なら可能です。
【その2】から【その3】の試験の運転の仕方を見て頂いて、頑張ってください。
普通のバイク運転が出来るのであれば、コースと試験用の運転をしっかり覚えることによって合格は可能なはずです。
下準備
事前の準備がものすごく大事です。これに尽きます。
・コースをしっかり覚える。
・普通にバイクに乗れるようになる。
とは言え合格に必要なのはこの2点だけです。
まずは普通にバイクに乗れるようになること
試験は大型・普通・小型、合わせて同時に進行されます。
自分は合せて10人程しか見ていませんが…申し訳ございませんが皆さん普通にバイクに乗るのが下手すぎます。
なかには緊張によって乗れなかっただけで、普段はちゃんと乗れる方もいたのでしょう。
始めてバイクに触るような方も受験しに来るのでしょうか?自分が見た限り触るのが初めてのような方はいらっしゃいませんでしたが、それはさすがに難しいと思います。
しかし「普段乗っているとしたなら・免許を持っているなら・試験を受けに来るのなら」という目でみたら、乗れてなさすぎます。
もっと練習・勉強といった準備をしましょう。
そして普通にバイクに乗れるようになりましょう。
普段バイクに乗ってる人は、普段の運転で試験を意識しましょう。
と言っても特別なことはしません。
緩やかに進入できるような場所へも直角に進入してクランクを意識してみる。
乗車・エンジン始動・降車の手順を乗り降りの際に頭でシュミレーションする。
半クラッチとブレーキを使う・アクセルワークを意識する。
こういったことに注意して日常の走行・車両の扱いレベルを上げてください。
技能試験はレーサーや白バイのような超絶技巧が求められるワケではありません。
あくまで街中を安全に走行するための運転技術です。
課題走行と言っても一般人が対応出来るような最低限の運転です。
皆さん、気にし過ぎです。
あまりゴチャゴチャ考えて余裕をなくすのは絶対やめましょう。
可能な方はコース解放の練習に行きましょう
自分はこれをやらないとコースが覚えられなかったんじゃないかと思います。
緊張で普段通りの運転が出来なくなってしまう方も、試験用の運転とコースをしっかり頭に入れることによって気持ちに余裕が生まれるはずです。
自分は一番最初の手続きに行って最短受験日の予約を取ったら、1月半以上も先になりました。
「そんなに待つの!!?」と思ったので係の方に尋ねたところ、これはコロナ禍に受験した為のようです。
長すぎるくらい待ち時間があったので、二回もコース解放に行きました。
仮に自分が一回で受かっていなかったらの話ですが、試験を二回三回も受けるより有意義だと思いました。それぐらいコース解放には価値があります。
試験当日は集合時間から自分の番が回ってくるまで1時間半。
参加者人数に対して順番は早めでしたが、それでも1時間半です。
しかも途中で不合格ならコース完走も出来ないんですよ。
さらに試験場までの往復無駄足とお金も掛かります。
ものすごく効率が悪いです。
本番コースで実践した方が絶対良いです。
お金は一回の受験料が4,050円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円)なのに対して、コース解放の練習は1時間2200円(コース使用料2,000円、保険料200円)
1時間乗り放題です。
可能な方はコース練習に行くことをオススメします。
一回の受験で合格したい方には強くオススメします。
それでは以下へと続きます
【大型自動二輪】正真正銘一発合格への手引き
~その2~ 試験場のコース解放と練習方法
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