【大型自動二輪】正真正銘一発合格への手引き~その2~ 試験場のコース解放と練習方法

大型自動二輪コース図 バイク

「そもそもコース解放なんて知らなかった!」「そんなのやってるの!?」と思った方は意識が低すぎます。
何度も落ち続けている方でご存じなかった方は、もっと受かるために力を入れてください。調べてください。

コース解放に行くことは一回で合格したうえでとても重要なことだったと思います。
ここではその予約の取り方と練習方法について解説します。

練習方法のみ参考にしたい方は後半へ飛ばしてください。

予約の取り方

まずはコチラをご覧ください。

試験場のコース解放
試験場のコース解放

基本的には記載の通りです。

事前電話予約になります。
電話では希望の日時と場所を伝えます。
予約確定の折り返し電話システムで、5分もせず掛かってきます。

一回目に電話を掛けたのは月曜日だったと思うのですがその週の土曜日は既に埋まっていて、翌週の13:30・15:00に空きがありました。
二回目の予約の際もその週は埋まっていたので、前週より前に連絡するのが確実でしょう。
二回の電話はどちらもスムーズに繋がりました。

現地

自分が予約を取ったのは実際の試験地である、府中運転免許試験場。

西門からの入場と書いていて、どこだっけ?となりましたが安心してください。
西門しか開いてないです。
バイクで行かれたことがある方なら大丈夫。バイクの入り口門は一緒です。
免許更新等の際は門に入って左の駐輪場に行きますが、左に入らず直進して右側にテキトーに停めることになります。
誘導などはないです。

そもそも受付以外に試験場のスタッフのような方は一切見当たりません。ちょっとびっくりしました。

受付で「予約してた○○です」と言うと紙を渡され、必要事項を記入することになります。

氏名、住所、車両番号、免許を持っている場合は免許証番号等を記入します。
ボールペンや朱肉は用意があります。
紙を提出し2,200円を納めるとゼッケンが渡されます。

免許確認・本人確認などはありません。
車両の確認などもありません。
これにもびっくりしました。

2,200円はコース使用料2,000円と保険料200円です。

試験場のコース解放保険料

コース解放の受付は車も二輪も一緒で、人数は一回目も二回目も確か12人だったと思います。
どちらも、そのうち3人が二輪でした。

全員が紙を提出し料金を納め次第説明があります。

自分はどちらも15時スタートの回に行きました。
16:05には閉門するようで、終了時間厳守の説明があります。
最終回である15時スタートはその分、スタートが少し早くなるようです。
30分前の段階でほぼ人数が揃っていて、15時の17、8分前位にはスタートでした。

練習日時の欄にも「30分前までにお越しください」と記載があります。遅くなると迷惑が掛かりそうなので、30分前には到着しているよう気をつけましょう。

コースや試験中含め動画や写真が載せられたら良いんですが「撮影は禁止です」と言われます。
また、免許試験場内にもいたるところに【撮影禁止】の張り紙があります。
ご注意ください。

練習方法

一通り説明が終わると練習開始となります。
二輪のコースは入ってきた門を背にして右にまっすぐです。
車両に乗って移動します。

当然ですが実際の試験と同じコースです。
急制動のある直線からコースに入ることになります。

監視員とかはだーれも見ていません。
質問も出来ませんが、走りもやりたい放題です。

免許や車両の確認も無かったし…良いの?笑
無免許でも、ベテランライダーに乗せてってもらって、その人の指導のもと練習とか出来ちゃいそう。

画像「試験場のコース解放冊子」の持参するものに諸々書いてある通り装備を準備して行きましたが、半袖だろうが素手だろうが、半メットどころかノーヘルだろうが注意する人は居なそうです。

肝心の練習についてはどうぞご自由になのですが、自分の練習した方法を載せておきます。

 

最初の受験申込の際に渡された簡易説明資料の中にコース図があります。
事前に「受験の手引き」と「試験の注意事項(二輪)」はよく読んでおきましょう。

受験の手引き
試験の注意事項(二輪)

そしてコース解放の練習ではタンクにコース図を貼って、ひたすらコースを覚えます。

最初の30分はとにかく走りながらコース図とにらめっこです。
止まってはまたコース図をよくみます。
そしてペンを携帯して自分なりにメモをしてコース図を作り上げます。

大型自動二輪コース図
※コース図はご自分での利用に限り、自由にお使いください。
見て頂ければわかりますが、もとのコース図には一時停止線など書いていません。

現地ではもちろんこんなに綺麗に書いていたわけではありません。
ボールペン一本で自分が分かれば良いレベルで書いていました。
コレはコピーしていた紙にわかりやすくうつし、他の受験者を見ていて気付いた注意点などをまとめたものです。
こちらのコース図の詳しい見方、走行方法などについては【~その3~ 当日の走行順路と全てのポイント】にて解説させていただきます。

事前にどれだけコース図を頭に入れてきたかにもよるかと思いますが、それほど複雑なわけではないのでこれで大体のコースは頭に入るはずです。
 
自分は事前段階でなんとなく眺めた程度ですが、一応それでも順路は覚えて行きました。
外周→一本橋→スラローム→波状路→踏切→クランク→坂道→S字→急制動→坂道→発着点
…覚えて行ったのですが、これを作る、覚えるのに30分以上掛かりました。
正直、順路を頭に入れた程度では意味がなかったです。自分のアタマ不足なだけかもしれませんが…。
とにかく、いかに下見が大事なことかわかりました。
 
一応試験当日にも下見の時間があります。
とは言え初回は適性検査の車体お越しと8の字取り回しがあるので、その順番にもよりますが下見時間は10~15分程度。
自分にはそれで覚えられる気がしなかったです。
当日の下見は徒歩なので、走り回りでもしない限り順路通り一周は厳しいんじゃないかと思います。


コース図が一通り頭に入ったら、ひたすら周回して試験の走り方を練習するのみ。
その際には試験用の走り・注意事項をしっかり頭に入れておいてください。

コースは走り回っているうちにしっかりと身につきます。

あとは、時間の許す限り不安なところを練習しましょう。
同時に練習している二名の方の迷惑にならなければ、どんな走り方をしても大丈夫です。

自分は一本橋だけ10本以上走りました。
一本橋は一番最初の課題走行であり、落ちた時点で終了です。
他の課題走行に比べてリスクが違います。
どんな人でもちょっとしたミスで落ちることがあります。
なのでその危険性を少しでも減らすために一本橋ばかり走りました。

何度も言いますが、とにかくコースを覚えるのが大事!!!!!
試験当日自分の前に見た受験者は10人程度で、そもそも完走した人がいなかったですが、何人も拡声器でコース間違いを指摘されています。

コースを間違えてしまっても減点対象にはならないと書いてありますが、その後コースに復帰する際の走行が採点対象にならないかどうかはわかりません。
自分は本番で一度もコースを間違えなかったですし、一発合格はアドバイスもなければ質問も出来ないので不明です。
しかしコースを覚えていないとそっちに気を取られ、余裕がなくなるのは間違いないでしょう。
とにかくコースを覚えてください!!!!!

 

これが技能試験一撃一発合格への道です。

さらに、自分は試験予約から試験日まで1月半という無駄に時間があったので、もう一回行っておきました。
やったことはひたすらコース周回です。

この二回目のコース解放については不要だと思いますが、少しでも可能性を上げたい人、試験日まで時間が余っている人はやってみてはいかかでしょうか。
一回受けて落ちるくらいなら、その一回は練習に行った方が間違いなく有意義です。

それではいよいよ最後の当日の走行・走行のポイントや注意点などを一気に確認してください。

 

【大型自動二輪】正真正銘一発合格への手引き
~その3~ 当日の走行順路と全てのポイント

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